入所選考(職業評価)

入所を希望する方は、次のスケジュールで「入所選考(職業評価)(以下「職業評価」という。)」を受けていただきます。
この職業評価によって、職業訓練の受講に必要となる能力や適性、健康状態、就職に対する希望などを確認し、総合的に入所の可否を判断します。

入所選考(職業評価)のスケジュール

実施内容
1日目
  • 訓練内容の説明・見学
  • 基礎評価:職業適性検査(GATB)、精神健康調査票
  • 個別相談
2日目
  • 作業評価(1コース目)
3日目
  • 面接(1コース目)
4日目
  • 作業評価(2コース目)
5日目
  • 面接(2コース目)

注1 アシスタントワーク科では、基礎評価は実施しません。

注2 面接については、必要に応じてご家族の同席をお願いする場合があります。

注3 1コース目の作業評価は、申請した訓練コースで実施します(1日目の個別相談を踏まえ変更する場合があります)。

注4 2コース目の作業評価は、次のいずれかの場合に実施します。
 ① 1コース目の作業評価の状況を踏まえて、応募者が訓練コースの変更を希望している場合
 ② 1コース目の作業評価の状況を踏まえて、職リハが訓練コースの変更が望ましいと考える場合

注5 作業評価が1コース目のみの場合は、3日目で職業評価は終了します。

作業評価とは

希望する訓練コースごとに設定された作業課題に取り組み、作業遂行状況(能力・適性、習得可能性等)を把握し、入所の可否の判断のひとつとします。

各訓練コースの詳細については、当センターのホームページ、「ごあんない(PDF)」(別冊)を参照してください。

職業評価に係る借上宿泊施設の利用について

職業評価の受検に当たって居住地からの通所が困難な方については、職リハが契約した借上宿泊施設(以下「宿泊施設(ホテル等)」という。)を利用することができます。この制度は、職リハと宿泊施設(ホテル等)との契約に基づき、職リハが宿泊者(入所申請者)の宿泊費を負担するものです。利用対象となる方の条件は下記「宿泊施設(ホテル等)が利用できる方」をご確認ください。

利用を希望する方は、募集要項の16、17ページの内容をご確認いただき「職業評価に係る借上宿泊施設利用申請書(様式7)」(以下「宿泊施設利用申請書」という。)を職リハあて直接提出してください。

宿泊施設(ホテル等)が利用できる方

原則として、居住地から国立職業リハビリテーションセンターまでの距離が公共交通機関を利用して片道100キロメートル以上(または2時間以上)の方で、下記の表で〇となっている方が利用の対象となります。

借上宿泊施設の利用対象者
新規学校卒業予定者 新規学校卒業予定者以外
身体障害・難病・高次脳機能障害のある方
(国立障害者リハビリテーションセンターの宿舎を申請・利用ください)
精神障害・発達障害のある方