入所選考(職業評価)

入所を希望する方は、次のスケジュールで「入所選考(職業評価)(以下「職業評価」という。)」を受けていただきます。
この職業評価によって、職業訓練の受講に必要となる能力や適性、健康状態、就職に対する希望などを確認し、総合的に入所の可否を判断します。

入所選考(職業評価)のスケジュール

日程 実施内容 時間の目安
1日目 訓練内容の説明 30分
(午前中)
基礎評価
  • ・職業適性検査(GATB)
  • ・精神健康調査票(GHQ)
1時間
(午前中)
個別相談 1時間
(午前もしくは午後に時間指定)
2日目 作業評価①(申請した訓練コースで実施) 2時間30分程度
(午前中)
※視覚障害者情報アクセスコースは15時頃まで
3日目 面接①(申請した訓練コースで実施) 1時間
(午前もしくは午後に時間指定)
4日目 作業評価②(希望訓練コースを変更した場合に実施) 2時間30分程度
(午前中)
5日目 面接②(希望訓練コースを変更した場合に実施) 1時間
(午前もしくは午後に時間指定)

【基礎評価(1日目)】
◆職域開発系(アシスタントワーク科の3コース)と視覚障害情報アクセスコースは、基礎評価(職業適性検査、精神健康調査票)を実施せず、訓練内容の説明と個別相談のみとなります。

【作業評価①②(2日目、4日目)】
◆視覚障害者情報アクセスコースは作業評価を午後(15:00頃)まで実施します。

【面接①②(3日目、5日目)】
◆必要に応じてご家族に同席をしていただく場合があります。

【訓練コースの変更】
◆2日目の作業評価①及び3日目の面接①は、基本的に申請した訓練コースで実施します。
(1日目の個別相談を踏まえ、申請する訓練コースを変更する場合もあります)

◆4日目の作業評価②及び5日目の面接②は、2日目の作業評価①及び3日目の面接①の状況を踏まえて、
 〇応募者が訓練コースの変更をする場合
 〇当センターが訓練コースの変更が望ましいと考え、応募者と相談のうえ応募者が希望する場合
などの場合に、実施します。

作業評価とは

希望する訓練コースごとに設定された作業課題に取り組み、作業遂行状況(能力・適性、習得可能性等)を把握し、入所の可否の判断のひとつとします。

各訓練コースの詳細については、当センターのホームページ、「ごあんない(PDF)」(別冊)を参照してください。

職業評価に係る借上宿泊施設の利用について

職業評価を受けるに当たって居住地からの通所が困難な方については、当センターが契約した借上宿泊施設(以下「宿泊施設(ホテル等)」という。)を利用することができます。この制度は、当センターと宿泊施設(ホテル等)との契約に基づき、当センターが宿泊者(入所申請者)の宿泊費を負担するものです。
なお、この制度の利用者は、他の一般の宿泊者と同様の手続き(チェックイン、チェックアウトなど)、ルールの遵守が求められます。

利用対象となる方の条件は下記「宿泊施設(ホテル等)が利用できる方」をご確認ください。

利用を希望する方は、募集要項の16、17ページの内容をご確認いただき「職業評価に係る借上宿泊施設利用申請書(様式7)」(以下「宿泊施設利用申請書」という。)を当センターあて直接提出してください。

※他の書類はハローワークへの提出となりますが、「宿泊施設利用申請書」は当センターへの提出です。
※「宿泊施設利用申請書」の提出締切は、各応募回のハローワークへの提出締切日と同じです。

宿泊施設(ホテル等)が利用できる方

次の①または②に該当する方で、原則として居住地から当センターまでの距離が公共交通機関を利用して片道 100 キロメートル以上(または2時間以上)の方です。

 ①身体障害・難病・高次脳機能障害のある方で、新規学校卒業予定者

 ②精神障害・発達障害のある方(新規学校卒業予定は問いません)

下記の表で〇となっている方が利用の対象となります。

借上宿泊施設の利用対象者
新規学校卒業予定者 新規学校卒業予定者以外
身体障害・難病・高次脳機能障害のある方
(国立障害者リハビリテーションセンターの宿舎を申請・利用ください)
精神障害・発達障害のある方