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職業評価に係る借上宿泊施設の利用について
職業評価の受検に当たって居住地からの通所が困難な方については、国立職業リハビリテーションセンター(以下「職リハ」という。)が契約した借上宿泊施設(以下「宿泊施設(ホテル等)」という。)を利用することができます。
この制度は、職リハと宿泊施設(ホテル等)との契約に基づき、職リハが宿泊者(入所申請者)の宿泊費を負担するものです。
なお、この制度の利用者は、宿泊施設(ホテル等)の宿泊者として他の宿泊者と同様の手続き(チェックイン、チェックアウト等)、ルールの遵守が求められます。
希望する場合は、「職業評価に係る借上宿泊施設利用申請書(様式11)」(以下「宿泊施設利用申請書」という。)を職リハあて直接提出してください。
(1)宿泊施設(ホテル等)が利用できる方
- 次のいずれかの障害がある方で、原則として居住地から職リハまでの距離が公共交通機関を利用して片道100キロメートル(又は2時間)以上の方です。
- ➀ 身体障害、高次脳機能障害又は難病のある方であって、学校在籍中の方
- ➁ 精神障害又は発達障害のある方(学校在籍中の有無は問いません。)
新規学校卒業予定者 | 新規学校卒業予定者以外 | |
---|---|---|
身体障害者・難病のある者 高次脳機能障害者 |
○ | ― |
発達障害者 | ○ | ○ |
精神障害者 | ○ | ○ |
(2)宿泊施設(ホテル等)の概要
- 職リハが契約している宿泊施設(ホテル等)は、次の条件に適合している施設です。
- ➀ 障害者の宿泊に理解があること
- ➁ 職リハへの通所に当たって便利で安全な場所にあること
- ➂ 防災設備等が整っていること
- ➃ 宿泊者が利用しやすいように配慮されていること
(3)職リハが負担する費用
- ・職リハが負担する費用は、入所申請者分の宿泊費(宿泊に係る経費、税・サービス料を含む。)のみです。
- ・宿泊費以外の経費(食事、飲み物、クリーニング、各種レンタル備品、駐車場等)は、自己負担となります。
- ・宿泊者(入所申請者)に付添人が同宿する場合の宿泊費等は、自己負担となります。
(4)利用に係る手続き(利用の流れ)
- ・「宿泊施設利用申請書」を職リハあて直接提出してください。
- ・「宿泊施設利用申請書」の提出期限は、各応募回のハローワークへの申請書提出締切日と同じです。ハローワークに提出する入所申請書等の書類とは、提出先が異なりますので注意してください。
- ・宿泊施設利用申請書を受理した後に、宿泊時の配慮事項や疾病管理状況等について、電話で確認させていただきます。
- ・申請書の内容、電話での確認事項に基づいて利用を決定します。利用決定後に、職リハが宿泊施設(ホテル等)に仮予約を行います。
- ・宿泊場所、宿泊期間、その他の留意事項について、「借上宿泊施設利用通知書」等によりお知らせします。
- ・職リハは、宿泊施設(ホテル等)に、宿泊者の氏名、性別、生年月日、住所、連絡先、必要とする配慮事項を連絡します。
(5)宿泊施設(ホテル等)利用に係る留意事項について
➀ チェックイン
- ・チェックインが可能な時刻は、15時以降です。
- ・職リハは、宿泊施設(ホテル等)に、予め宿泊者の氏名、性別、生年月日、住所等を連絡していますが、チェックイン時には、宿泊者本人の確認を行うため、宿泊カード等の記入が必要となります。
- ・チェックイン後に、まず宿泊施設(ホテル等)の自室からの避難経路を必ず確認してください。また、火災等の発生時は、宿泊施設(ホテル等)の規則に従って行動してください。
➁ チェックアウト
- ・チェックアウトは、職リハが負担する宿泊費(宿泊に係る経費、税・サービス料を含む。)以外の経費(例えば、食事、飲み物、クリーニング、各種レンタル備品、駐車場等)について請求されますので、必ず清算を行ってください。
- ・付き添いの方の宿泊費等については、全て自己負担となりますので、チェックアウト時に清算してください。
➂ 宿泊施設(ホテル等)の設備等を損壊した場合
- ・宿泊施設(ホテル等)の設備や備品等を損壊し、損害を与えた場合は、宿泊者の責任により修理等に係る費用について負担してもらいます。
➃ 宿泊のキャンセル
- ・宿泊をキャンセルする場合は、宿泊開始日の前日の15時までに、職リハ及び宿泊施設(ホテル等)の両方に、連絡してください。
➄ 緊急時の対応等
- ・自宅と宿泊施設(ホテル等)の往路及び復路の移動中の事故等災害については、職リハは、責任を負えませんので、十分に気をつけてください。
- ・職業評価を受けるために宿泊施設(ホテル等)と職リハの往路及び復路の移動中の事故等災害については、職リハが有する補償制度に適用できる場合があります。ただし、自分の不注意による事故等災害の場合は、職リハは、責任を負えませんので、十分に気をつけてください。
- ・宿泊施設(ホテル等)での滞在中に、病気、体調不良、事故等により緊急の対応が必要な時は、まず宿泊施設(ホテル等)のフロントに連絡し、対応を求めてください。
- ・宿泊施設(ホテル等)の利用に関すること、職業評価に関すること(例えば、スケジュール、持ち物、内容等)、また、健康状態に関すること等について、休日等に緊急に職リハと相談したいことが生じましたら、連絡してください。