時代が求める職業リハビリテーションサービスの向上のために

障害者に対する職業訓練においては、企業ニーズへの的確な対応や職域拡大を念頭に、より就職に結びつく職業訓練の実施が求められるとともに、特に今日では、知的障害者、精神障害者、高次脳機能障害者等を含む職業的重度障害者に対する職業訓練に充実が求められています。

このため、国立職業リハビリテーションセンターではこうした課題に実践的に取り組み、これらの職業的重度障害者に対する訓練カリキュラム、指導技法等の開発を行うとともに、得られたノウハウ等を実践報告書等として取りまとめ、他の職業能力開発施設等に積極的に提供しています。