障害者の採用に係る事業主支援

  1. 採用計画の策定や雇用管理等に関する相談に対応します。
  2. 職場実習を行うことで、実際に訓練生の状況を見ていただくことができます。
  3. 特注型の訓練メニューによるセンター内での訓練と実際の企業現場での訓練(企業内訓練)を組み合わせた「企業連携職業訓練」を、採用・職場定着のための支援として実施しています。
  4. 訓練生を対象に事業内容や求人職種に関する説明などを行う会社説明会(PDF)を、当センター内で開催しています。
  5. 障害者採用実績のある企業による講習会の開催など、雇用に関するノウハウを提供します。
  6. 採用日に合わせて訓練の修了日を早めることができます。
  7. 訓練生の就職後も必要に応じて職員が職場を訪問したり、地域障害者職業センターと連携するなどにより、職場へスムーズに適応できるようフォローアップを行います。
  8. ホームページに訓練修了者及び修了予定者の「訓練生情報」を掲載しています。

訓練受講生の情報は下記のリンクをクリックしてください。

訓練生(修了者及び修了予定者)情報

※これについて、もう少し詳しく知りたい方は下記までご連絡ください。

職業指導部 職業指導課

TEL:
04-2995-1207、1712
FAX:
04-2995-1277

当センターでは、異なる就業環境下では業務の円滑・的確な遂行が困難となる訓練生や身体動作の制限が多く特別の機器・設備の下で職業訓練を行い職業能力を身に付けることが必要な訓練生を対象に、雇入れを検討している企業との密接な協力により、センターにおける訓練と企業内での訓練を組み合わせた特注型の職業訓練や採用・職場定着のための支援(企業連携職業訓練)を行っています。

また、在職中の障害のある方に職業技能のレベルアップを図るための短期間の職業訓練(能力開発セミナー)を行っています。

企業連携職業訓練及び能力開発セミナーについては下記のリンクをクリックしてください。

※これについて、もう少し詳しく知りたい方は下記までご連絡ください。

職業訓練部

TEL:
04-2995-1713
FAX:
04-2995-1052

中途障害等で休職している従業員のための職業訓練

中途障害等で休職している従業員の方が、職場復帰にあたり職種転換等が必要となった場合に、障害状況や技能、復帰後の職務内容等を踏まえて、オーダーメイドで職業訓練を行います。そのため、復帰後すぐに役立つ技能を習得できます。なお、対応可能な訓練の内容は、当センターの職業訓練コースに合致するものとなります。
事業所担当者の方には、復帰後の職務内容の設定や作業環境の整備、支援機器の導入などの情報提供や相談を行います。

  1. 対象者:疾病・事故等により身体障害・難病・高次脳機能障害を受障し休職している従業員の方で、在職している事業所に職場復帰を希望しており、事業所が当センターの職業訓練受講に同意している方。
  2. 訓練期間:6か月以内。職場復帰の時期等に応じて、入所時期や訓練期間は柔軟に設定します。
  3. 受講料:無料(教材費は実費負担)
  4. 利用の流れ
相談・見学(休職者・事業所)
  • 事業所からお申込みください。
  • 随時、受け付けています。オンライン相談も可能です。
利用申請(事業所)
  • 申請書類は、当センターホームページからダウンロードできます。
面接・作業評価(休職者)
  • 3日程度、当センターにおいて行います。
打合せ(休職者・事業所)
  • 復帰後の職務等に合わせた訓練カリキュラムの相談をします。
職業訓練開始  
打合せ(休職者・事業所)
  • 復帰後の職務、作業環境等について相談します。
職業訓練修了、職場復帰
  • 必要に応じてフォローアップを行います。

職業訓練を受講して職場復帰された例

  1. 建築現場の監督からCADオペレーターに職種転換
    建築現場の監督業務に従事していた方が、交通事故で車いすが必要な下肢障害となり、休職。会社人事担当者から、建築についての知識は豊富なのでCADの操作方法を習得して職場復帰してほしいとの意向があり、休職者も希望。「建築CADコース」で訓練を6か月間受講し、CAD操作を習得。訓練期間中に、休職者・会社人事担当者・当センターでケース会議を行い、訓練の習得状況を共有し、車いすでの職場環境改善について相談した。訓練修了後、CADオペレーターとして内勤業務で職場復帰。
  2. 視覚障害となって事務職に復帰
    事務職として従事していた方が、病気により視覚障害となり、休職。日常生活や移動方法は福祉施設でリハビリを受ける。職場復帰にあたってはOA機器の使用が必須であったため、「視覚障害者情報アクセスコース」で訓練を6か月受講し、画面読み上げソフトや拡大読書器の操作方法を習得。訓練期間中に、休職者・会社人事担当者・当センターで打合せを行い、画面読み上げソフトや拡大読書器の導入や復帰後の業務(勤怠入力等)を相談した。訓練修了後、休職前と同様の事務職として職場復帰。

居住地が遠方で通所が難しい方には

隣接する国立障害者リハビリテーションセンターの宿舎に入所し、当センターに通所するという制度があります。
希望される場合は、国立障害者リハビリテーションセンターに宿舎利用申請の手続き及びお住いの市区町村に障害福祉サービスにかかる利用相談が必要になります。この手続きは、時間を要する場合(3か月程度)があります。また、休職者の方が当センターで面接・作業評価を受ける際には、借上宿泊施設の制度もあります。いずれも、利用にあたっては一定の要件があります。詳細は、当センターにお問合せください。

申請書類

問い合わせ先

国立職業リハビリテーションセンター 職業評価課

TEL:
04-2995-1201
E-Mail:
shokureha-hyokaka@jeed.go.jp

事業主のみなさまへ

当センターにおける(1)訓練受講者の訓練から採用までの流れ、(2)訓練内容等の紹介、(3)職場実習、企業連携職業訓練のご案内、(4)事業主の皆様への支援等をコンパクトに取りまとめ、当センター訓練受講者の雇用を検討する時に利用していただけるよう「事業主のみなさまへ(PDF)」を作成しています。ご活用ください。