建築設計科 建築CADコース

コース概要

本コースでは、建築CADオペレーターなどの建築設計補助業務を目標とします。そのためには、CADの基本的な操作に加えて設計士やデザイナーなどの指示を理解するための設計や製図の基礎知識が必要となります。そこで、訓練では「図面を理解したうえでCAD作図ができる」ことを目標に、建築の基礎知識(計画、法規、構造)を身につけつつ、各種図面の読み方や2DCADを使用したCAD製図を学びます。

また、自分の作品を人に伝える手段の1つとして3DCADを使用したパース作成方法を学び、それらを含めた資料作成やプレゼンテーションに関する知識・技能も習得します。

将来は、実務を重ねて建築CAD設計を目指す修了生もいます。

コース情報

訓練定員
:5名
訓練生の平均年齢
:36.0歳
就職率
:令和2年度 75.0% 令和3年度 100.0% 令和4年度 33.3%
※訓練生の平均年齢と就職率は令和2年度から令和4年12月までの平均
使用機器・ソフト
:Windows、AutoCAD、3Dマイホームデザイナー、VectorWorks、
Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)

主な就職職種

CADによる建築図面(意匠図、構造図、設備図)の作成業務、CAD設計補助業務、建築積算業務

関連する資格

福祉住環境コーディネーター2級

訓練紹介

建築CAD基本実習の画像

建築CAD基本実習

  • AutoCADの操作方法をゼロから習得します。
  • コマンド操作習得後、図や写真付きの手順書を見ながら独力で平面図、断面図、立面図完成させることにより、CADを用いた図面作成の流れを習得することができます。
福祉住環境整備の訓練画像

福祉住環境整備

  • 医療、福祉、建築について体系的で幅広い知識を身につけ、各種の専門職と連携をとりながらクライアントに適切な住宅改修プランを提示できる知識を習得することができます。
総合設計課題の画像

総合設計課題

  • 空間提案課題を通し、考えをまとめる筋道の立て方、提案、表現方法を習得します。
  • 新たに空間と機能を意識し、訓練で習得した知識・技能を活かし、自分自身や社会の問題に目を向け、空間や使い勝手の改善提案を具現化、表現できるようにします。

訓練の流れ

建築設計科建築CADコース1年間の訓練計画(標準)のイラスト図

指導員と訓練生の声

指導員からのコメント

訓練生は、建築の経験が全くない方、学校で学んだ経験がある方、建築関連職種だった方など様々です1年間で習得する知識や技術を武器にCADを使用した業務に就くことを目指します。1年後、3年後、5年後・・・と実務経験を重ねながら少しずつでも成長し続けることができる人材になって欲しいと思っています。

訓練生からのコメント

(訓練生A)建築図面を見たことがなかった私でも、一から自分のペースで学習出来ました。今では難しい図面も描けるようになりました。
(訓練生B)建築CADの操作も初めてでしたが、総合設計課題では3DCADでのモデリングやパース作成、ウォークスルーまでできるようになり達成感がありました。

コースに関連する資料

訓練コース紹介資料

建築CADコースオープンキャンパス(PDF)

建築CADコース紹介リーフレット(PDF)

訓練カリキュラム

標準カリキュラム【建築CADコース】(PDF)

モジュールシート(建築CADコース) 建築CAD基本実習(PDF)

モジュールシート(建築CADコース) 福祉住環境整備(PDF)

モジュールシート(建築CADコース) 総合設計課題(PDF)

技能照査(修了試験)

技能照査課題(学科)例(PDF)

修了生の感想

修了生の感想(PDF)