電子機器科 電子技術・CADコース
コース概要
電気・電子機器関連の設計技術者、電気・電子機器の組立・製造・検査・修理業務での就職を目指して訓練を行っています。
電気・電子機器の取扱いにおける基礎的な知識・技能を習得した上で、計測器の取り扱い方法、電子CADでの回路図・パターン図設計、電子回路の組立・検査、電子制御のプログラム開発等に関する知識・技能を習得します。
設計・開発業務は円滑なコミュニケーションも必要とされます。
不明な点や曖昧な点を明確にすることで円滑に仕事を進められます。
訓練を通して、働くために必要なコミュニケーションスキルを高めることも目指しています。
コース情報
- 訓練定員
- :5人
- 訓練生の平均年齢
- :39.0歳
- 就職率
- :令和2年度 60.0% 令和3年度 66.7% 令和4年度
※訓練生の平均年齢と就職率は令和2年度から令和4年12月までの平均 - 使用機器・ソフト
- :Windows、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)、Visual Studio Altium Designer、HEW、LTspice、基板加工機(AutoLab)、Design Pro、Design View
主な就職職種
開発業務、テクニカルサポート職、製品修理及び関連作業、技術職 ほか
関連する資格
ディジタル技能検定
訓練紹介

電子CADの操作方法
- プリント基板の設計に関する電子CADの操作方法について訓練します。
- CADの操作方法を身に付けることで、電子回路の設計に必要な回路図の設計、パターン図の設計、使用する電子部品の作成ができるようになります。

片面基板設計
- 基板加工機を使用したプリント基板の作成について訓練します。
- プリント基板の概要、メリット、製造方法、基板加工機の使い方などを習得していきます。
- 電子CADで作成したパターン図を使い、基板加工機でプリント基板を作成することができるようになります。

C言語によるマイコン制御
- C言語によるマイコン(マイクロコンピュータ)制御について訓練します。
- プログラムを設計するための総合開発環境(HEW)の使い方、マイコンボードを使用したプログラム設計を通して、C言語による様々なマイコン制御ができるようになります。
訓練の流れ

指導員と訓練生の声
指導員からのコメント
電気・電子についての「ものづくり」の訓練を行うコースです。電気・電子の基本から訓練を始めます。実技も多く行いますので、知識だけでなく技能も高めることができます。自分のペースで訓練を進められるため、未経験の方でも安心して受講することができます。
訓練生からのコメント
電子技術・CADコースの訓練では、電気・電子の基礎である直流理論にはじまり、ICや電子計測器の取り扱いそして、マイコンや電子CADなど幅広く学べます。電子技術を初めて学ぶ方や苦手な方でもわかりやすく丁寧に教えてくれるので安心です。
コースに関連する資料
訓練コース紹介資料
電子機器科電子技術・CADコースオープンキャンパス資料(PDF)