テクニカルオペレーション科 組立・検査コース
コース概要
電気製品、精密機器を製造する企業への就職をめざし、工場内の製造ラインで働くために必要な知識・技能・能力を身につけます。
本コースの訓練は、学科と実技があり、実技中心で構成されています。
学科は、回路図、機械図面、組立図等の読図や製造現場で使用されている部品等の知識、実技では、電子機器組立、機械ユニットの組立、計測機器の操作方法や測定方法、検査方法等の技術を学びます。実際の製造ラインで活用できる能力を実技を通して習得します。
コース情報
- 訓練定員
- :10名(FAシステムコースと合算)
- 訓練生の平均年齢
- :27.5歳
- 就職率
- :令和2年度 100.0% 令和3年度 50.0% 令和4年度 100.0%
※訓練生の平均年齢と就職率は令和2年度から令和4年12月までの平均 - 使用機器・ソフト
- :電子計測器各種、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)
主な就職職種
電子機器組立・検査、回路基板実装・組立・検査、機械組立・検査
関連する資格
ディジタル技能検定、電子機器組立技能検定
訓練紹介
電子機器配線組立
- 回路図及び組立図に基づいて機器の製作を行います。
- 回路を構成する部品や仕様を訓練で学んだ電子部品の知識を活かして、自身で調べ、実際に製作し動作を確認することにより、製造業で行われている電子機器組立を学ぶことができます。
電子計測器の取り扱い
- 各種電子計測器の操作方法について学び、検査の訓練に活かします。
- 製造業で使用されている計測器の基本的な取り扱いや測定について学ぶことができます。
電子機器検査・調整
- プリント基板の目視検査から始まり、電子回路の測定・調整、電子機器の調整、検査を行います。
製造業で行われている基本的な検査、調整について学ぶことができます。
訓練の流れ
指導員と訓練生の声
指導員からのコメント
電子機器組立の検査・調整、機械の組立・検査に関する専門的な知識・技能の習得ができます。モノ作りが好きで製造業における電気製品、精密機器の組立・検査の職種をご希望の方は是非ご検討ください。
訓練生からのコメント
モノづくりが好き、電子機器・機械の組立・検査の知識・技術を学びたい人におすすめです。初めて学ぶ分野でしたが、基礎から教えていただけるので安心です。電子測定器で計測できたり、うまく金属加工ができるとかなり楽しいです。失敗してもそれを教訓に一歩ずつ進めば技術を習得できました。