テクニカルオペレーション科 FAシステムコース

コース概要

工場内設備の設計・製図業務、製造ラインの設計・保守業務ができる技術者を目指した訓練を実施しています。

電気・電子、自動制御、電気設備製図、機械製図・加工に関する基礎的な知識・技能を習得します。基礎的な知識を習得したうえで、PLCを使用した自動制御や設備に関する配線図の読み方・設計、機械加工など幅広い分野の知識・技能を習得します。

目指している職種に就くためには、電気・電子の知識だけでなく、自動制御、機械加工、電気設備製図の知識も必要になるなど、幅広い分野の知識・技能も必要になってきます。そのため訓練では、幅広い分野を学ぶことができ、幅広い分野で就職を目指すことができます。

コース情報

訓練定員
:10名(組立・検査コースと合算)
訓練生の平均年齢
就職率
:令和2年度  令和3年度  令和4年度
※訓練生の平均年齢と就職率は令和2年度から令和4年12月までの平均
使用機器・ソフト
:Windows、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)
jwcad、GX Developer、GX Works2、シーケンス制御装置

主な就職職種

製造業務、設計開発補助業務、施設設備管理、開発担当 ほか

関連する資格

ディジタル技能検定

訓練紹介

リレーシーケンス制御の訓練画像

リレーシーケンス制御

  • 制御の基礎から始まり、配線の仕方、使用する主な機器、シーケンス図の読み方について訓練します。
  • また、様々な制御に関する基本回路を通して、シーケンス図の書き方、配線、動作確認について身に付けることができます。
プログラマブルコントローラの取扱いの訓練画像

プログラマブルコントローラの取扱い

  • プログラマブルコントローラ(以下PLCという)について訓練します。
  • PLCの基礎から学び、プログラム設計ソフトの使い方、プログラムの作成・読み込み方法、動作確認などを行い、PLCを扱った基本的なプログラム設計ができるようになります。
プログラマブルコントローラによる制御の訓練画像

プログラマブルコントローラによる制御

  • PLCを使用したシーケンス制御装置のプログラム設計について訓練します。
  • 自己保持回路、インターロック、内部保持リレー、タイマ、カウントなど複数の制御プログラムを組み合わせることで、複雑な動作を行うプログラムを設計できるようになります。

訓練の流れ

テクニカルオペレーション科FAシステムコース1年間の訓練計画(標準)のイラスト図

指導員と訓練生の声

指導員からのコメント

電気・電子に基本的な知識や技能を身に付け、自動制御や機械の加工機等の電気配線について訓練を行います。就職には幅広い知識と技能が必要になりますが、一つ一つ丁寧に学ぶことができますので、幅広い分野での就職を目指すことができます。

訓練生からのコメント

基本的な部分から学べ、自分のペースで進めることができ、専門的な用語や技能が身に付きました。また、ものづくりを行う達成感もあります。訓練の内容を丁寧に教えていただけるので、いろいろな作業が上手になりました。

コースに関連する資料

訓練コース紹介資料

テクニカルオペレーション科 FAシステムコース オープンキャンパス資料(PDF)

FAシステム コースリーフレット_R04(PDF)

訓練カリキュラム

標準カリキュラム【FAシステムコース】(PDF)

モジュールシート(リレーシーケンス制御)(PDF)

モジュールシート(プログラマブルコントローラの取扱い)(PDF)

モジュールシート(プログラマブルコントローラによる制御)(PDF)

技能照査(修了試験)

テクニカルオペレーション科 FAシステムコース 技能照査例題(PDF)

修了生の感想